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寺院活動

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現在蓮花院では主に2つの寺院活動を実施しています。
1つ目は2015年10月よりスタートした蓮花会御詠歌講です。現在25名の方が在籍し、月に2回(主に火・木)練習会を実施しています。
2つ目は写経会です。2017年10月より開催を始め2カ月に1度実施しております。
どちらの会も【心休まる時間を過ごす】事を目的として活動しております。御興味あるかたは是非お問い合わせください!
担当:浜崎宥政(080-2067-4350)

東日本大震災 慰霊法要に出仕致しました。

2011年3月11日午後2時46分 皆さんはどこで何をしていましたか?
未曾有の大震災が発生してから満8年が経ちました。真言宗智山派・福島教区青年会が毎年3月11日に慰霊法要を行っており、当山からも出仕致しました。
まずは海岸回向といい、津波の被害に遭われた方々に向かい海辺で祈りを捧げます。久之浜・四倉・豊間地区の海岸沿いに向かうと、雨・風が激しくまともに立っていられる状況ではありませんでした。ずぶ濡れになりながらもそれぞれの場所でお経を唱えます。各海岸とも非常に高い丘で堤防が造られていましたが、雨風が強い中でも造設作業は止まる事無く続けられていました。限りない海の水が自分に向かい襲ってくる、本当に恐ろしい事です。
午後からはいわき市薄磯地区にあります修徳院様で法要を行いました。37名の僧侶により、お亡くなりになった被災者の方々への御供養、また残された御親族の方々に少しでも寄り添えるよう、力を合わせてお経を唱えます。その後慰霊碑前、そして海岸へ向かい海に向かって紙塔婆を流します。それぞれの御遺族が紙塔婆へ願いを込めて書いたものを僧侶が海に入って流すものです。
御法要には非常に多くの方が御参列され、午後2時46分には皆さん一緒に黙祷を捧げました。それぞれの方が思いを馳せ8年前を思い出していらっしゃいました。「忘れたいけど忘れられない、忘れてはいけないんだ」とある方がお話されてましたが、私達の記憶は時間が経つごとにつれてどんどん消えてしまいます。しかし決して忘れてはならない事もあります。私達が出来る事は何か?どうすれば寄り添う事が出来るのか?非常に考えさせられる機会となりました。今後可能な限り3月11日の慰霊法要には参加したいと思います。

真言宗智山派 世音山 蓮花院
〒358-0006 埼玉県入間市春日町2-9-1
TEL:04-2962-2254  FAX:04-2962-2251